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【就活虎の巻】就活のスケジュールって?いつから、何をしたらいいの?全体の流れを徹底解説

就活って、どんなやり方で進めればいいの?いつから始まるの?

大変そうだけど、何をしていいかわからなくてやばいかも

そんな不安を感じている、「就活ビギナー」の大学生さんの悩みを解消します!

インターンにエントリーする時期や、説明会・選考が本格化するタイミングをつかんでおかないと、準備不足で出遅れてしまうこともあります。
この記事では、大学生の就活のスケジュールや、やるべきことを徹底紹介。先輩内定者のリアルな声や体験談も交えてご紹介するので、いつから就活するの?何をするの?含め、就活の全体像をつかんで、計画的に動けるようになりましょう。

目次

そもそも就活って?

就職活動は、大学生活の集大成ともいえる一大イベントです。単なる「会社探し」ではなく、自分の将来像やキャリアの軸を考える大切な時間でもあります。

就活の目的

就活は「とりあえず内定を取る」ためのものではありません。
自分の得意なことや興味を見つめ直し、それを活かせる環境を探すことが本来の目的です。
自己分析や面談を通じて、将来のキャリアをどう描くかを考えるプロセスになります。

だからテキトーに決めたり、「みんなが行きたい会社だから」という理由で決めたりは絶対NG!!

日本の就活の特徴

日本の就活は、海外の個別採用スタイルとは大きく異なり、新卒一括採用が基本です。
多くの学生が同じ時期に一斉に動き、エントリーから面接、内定までを一通り経験します。
こうした仕組みは日本独自のものであり、就活を「学生生活の一大行事」にしています。

就活で得られる経験

就活はストレスがかかる一方で、自分の強みや弱みを把握したり、社会人と接する中で言葉遣いや立ち居振る舞いを磨いたりできる場でもあります。
そのため、「内定を得るためだけの活動」と捉えないでくださいね。
面接の練習やOB訪問での対話を重ねることで、自信を持って自己表現できるようになる学生も多いです。

就活と大学生活の関わり

就活は授業やゼミ、部活・サークルと同時進行で進めることになります。
そのため就活時期の学生は多忙になることが多いです。就活で得た視点は研究や学生生活にも影響を与えるため、一生懸命取り組むのがベストですが、「就活だけに全集中」するのはもったいないです。

部活や勉学、長期インターンや旅行、学生時代にしかできないたくさんの経験があります。
「就活を最優先」にし、それらの経験を諦めてしまうと、人生経験の幅を狭めてしまいますし、実は「就職で語れる経験を少なくしてしまう」ことになり、本末転倒になってしまうんです。

就活のスケジュール

就活っていつから始まるの?どんな流れなの?と気になっている人が多いでしょう。

就活の全体像が見えていると直前になって慌てません。
自分がどんな業界に、どんな会社に行きたいのか?ということをクリアにした状態で、自分にとってベストな就活をできるようにしましょう。
※一般的なスケジュールとなるので、超早期選考のことは今回考慮にいれません。

大学3年・春(自己分析と基礎固め)

就活はここから始まります。いきなり企業を選ぶのではなく、自分を知るところからスタートすると後が楽になります。
これまでの経験を振り返り「どんな時にやりがいを感じたか」「逆にストレスを強く感じた場面は何か」を整理しましょう。これを自己分析といいます。

まずは「自分は何が好き」「自分はXXに興味がある」「XXをする仕事がしたいかも」というくらいまで考えられればOKです。


同時に、ニュースをチェックしたり、気になる企業をリストアップしたりして“アンテナを立てる習慣”を持つと良いです。そして気になった会社があれば、その業界をチェックしたり、四季報を読んで、「どんな業界があるんだろう」「それぞれの業界は何をしているんだろう」ということを把握しましょう。これを業界研究と言います。

春のうちに自己分析・業界研究を進めておくと、その後のESや面接の準備がしやすくなります。

大学3年・夏〜秋(業界研究とサマーインターン)

夏はインターンシップが一気に増える時期。志望が固まっていなくても参加する価値があります。実際に社員と話し、職場の雰囲気を知ることで「自分には合いそう/合わなそう」がはっきりしてきます。
また、夏秋のインターンシップで評価されると、「早期選考ルート」に乗れることがあります
こちらは、本選考の基本スケジュールとは別に「インターン参加者限定」のイベントに招待されたり、特別選考ルートにのることで、本来の内定時期よりも早くに内々定(実質の内定)を得ることができるようになります。
そのため、インターン中は常に評価されているものとして、気合をいれて臨んでいきましょう。

先輩内定者の_夏秋のインターンに参加したら、特別ルートにご招待!?(東京大学・K.Eさん)

僕は大学3年の夏に参加したインターンがきっかけで、早期内定をもらいました。
インターン後、何回かインターン参加者限定イベントに招待してもらったり、OB訪問をさせてもらったりしたのですが、本来より早い時期に「選考直結コースに案内する」と声をかけてもらいました。
そのまま秋には早期選考へ。通常より早いフローで内定まで進むことができました。
公式には公開されていないルートで、しかもインターン参加者の中でも呼ばれてない人もいたみたいなので、インターンで頑張ってよかったと思います。

大学3年・冬(12〜2月:ESの型づくりと対策準備)

年が明ける頃には、本選考に備え、企業ごとのエントリーシート対策を本格的にし始める人が増えます。いきなり本番に臨むのではなく、まずは「共通の土台」となるESを一度仕上げてみるのがおすすめ。ガクチカや自己PRの骨子を作っておくと、春に大量にエントリーしても慌てません。
同時にWebテスト(SPIや玉手箱など)の練習を始めておくと安心です。

先輩内定者の_東大だけど、玉手箱落ちました(東京大学・W.Yさん)

正直、学歴があるからテストは大丈夫だろうと油断していました。
でも、玉手箱形式のテストを受けたら思いのほか難しく、結果は不合格。人気企業でしたし、意外とボーダー高く設定されていたのだと思います。
そこから本気で対策を始め、次の選考では通過。学歴に関係なく、Webテストは準備しないと突破できないと痛感しました。

大学3年・3月(広報解禁:説明会・エントリー開始)

3月1日から企業の広報活動が解禁され、説明会や企業セミナーが一気に動き出します。
エントリーできる企業が一気に増えるので、スケジュール管理が勝負どころです。
たくさんの企業が選択肢にあるからこそ、闇雲に参加するのではなく、優先度を決めて行動するのがポイント。

特に早期から対策をしてきた人にとっては、この頃には就活してから一年が立ちます。
就活疲れをしがちで、「もういけるところでいいや」と匙を投げたくなってくる頃ですが、
リフレッシュも挟みつつ、自分が本当に行きたい業界・企業に絞って選考に臨みましょう。

大学4年・春(4〜5月:面接練習と最終準備)

この時期はGDや一次面接の対策に集中します。
エントリーシートで書いた内容を実際に話せるか、友人やキャリアセンターで模擬面接を受けて確認すると安心です。
就活が忙しくなり、授業やゼミとの両立が難しくなるため、ここでの時間管理がカギになります。

また、早期選考を受けていた場合はこの時期には内々定が出ていることも多々あります。
周りの人が就活を終える中で焦る気持ちになることもありますが、自分のことに集中しましょう。

大学4年・6月(選考解禁:本面接ピーク)

6月1日から公式に面接が解禁されます。

多くの企業ではここから本格的な選考がスタートします。(とはいえ、優秀層は早期選考で就活を終えていることも多いです)
人気業界や大手はこの時期がピークなので、体力的にも精神的にもハードになります。踏ん張りどころだと思ってがんばりましょう。

面接が続く中で“答えが型にはまってしまう”ことがあるので、常に「自分らしさ」を意識して修正していくと良いです。

大学4年・秋(正式内定と内定式)

10月1日が正式な内定日。多くの企業で内定式があり、内定者同士の顔合わせや研修が始まります。
この時期から卒論や単位取得に集中しつつ、入社後を見据えて準備する流れに入ります。
就活は、この時期には完全に終了します。

大学1・2年のうちに準備しておきたいこと

これまでで、いつから就活?何をする?の疑問を解消する、就活の大枠の流れをご紹介しました。
ご説明した通り、就活が始まるのは大学3年生以降です。
しかし、それまでの学生生活では何をしていればいいのか?と不安に思っている1、2年生もいらっしゃることでしょう。
ご存知のように、1,2年生のうちに少しだけでも意識して動くだけでかなり就活は楽になります。

自己分析・ガクチカのタネを集める

アルバイト、サークル、ゼミ、ボランティア。どんな経験も就活で話せるネタになります。
1・2年のうちから「なぜその活動を選んだのか」「そこで何を得たのか」を意識しておくだけで、自己分析の材料になります。
さらに「部活でリーダーをする」「インターンをやってみる」というように精力的に活動することで就活で、よく聞かれる「学生時代頑張ったこと(ガクチカ)」を強くすることができます。

↓もしまだ何も語れることがないという人がいたら、東大生多数使用のインターンサービス、「STURENT」の長期インターンに参加することで、強いガクチカを作ることができるようになります!

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社会人と話す機会をつくる

インターンやOBOG訪問でなくても構いません。先輩や社会人と話す場に顔を出すと、社会の空気感がわかります。就活直前に初めて社会人と会うよりも、早いうちに慣れておく方が安心です。
↓OBOG訪問については、こちらで詳しく解説しています。

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大学の成績や資格に気を配る

就活で必ずしも成績が決定打になるわけではありませんが、基礎的な学力や努力の姿勢を見られることはあります。特に資格(TOEICや簿記など)は2年までに取っておくと3年以降に時間を割かずに済みます。

TOEIC800点以上をボーダーに設定する企業も多いので、まだとっていない人は800点以上を目標にがんばりましょう!

ニュースや経済にアンテナを立てる

普段から新聞やネットニュースを少しずつチェックしておくと、業界研究のスタートが楽になります。いきなり深い知識を求められるわけではなく、日頃の習慣が“就活モード”に切り替わるときの下地になります。

日経新聞の購読をおすすめします!1日一回、トップページの確認をするだけでも○

就活 よくあるQ&A

ここまで読み進めてくれたあなたはもう就活マスターになっていますが、最後に細々したよくあるQAをご紹介します!

Q:インターンに参加しないと不利になる?

A:必須ではありませんが、有利に働くことが多いです。社員の雰囲気を知れるだけでなく、インターン経由で特別選考に進める場合もあります。

Q:学歴はどれくらい影響する?

A:最初の書類選考では一定の影響があります。ただし面接以降は「人柄」や「経験の伝え方」で逆転する学生も多く、学歴だけで決まるものではありません。

Q:ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)が特にないんだけど?

A:大きな成果がなくても大丈夫です。アルバイトや授業のプロジェクト、サークル活動など「工夫したこと」「成長できた瞬間」を切り取れば立派なエピソードになります。
まだ大学1,2年であればこれからエピソードを積み上げる時間が十分にあるので、意識的に色々なことに挑戦しましょう。

Q:留学や資格がないと不利?

A:もちろん留学経験や資格はプラスになりますが、必須ではありません。企業が見たいのは“何をやってきたか”よりも“どう考えて行動したか”。小さな経験でも、自分の言葉で語れれば評価されます。

Q:自己分析ってどうやればいいの?

A:難しく考えず「過去の経験を振り返る」のが第一歩です。部活やアルバイトで嬉しかったこと・悔しかったことを書き出すだけでも、自分の価値観や強みのヒントが見えてきます。

Q:面接でよく聞かれる質問は?

A:定番は「自己PR」「学生時代に頑張ったこと」「志望動機」です。形式は違っても、ほとんどの質問はこの3つに絡んでいます。

Q:内定が出るのはいつ頃?

A:一般的には4年の夏までに出そろいます。ただし外資やベンチャーは3年の冬〜4年春に内定が出ることもあり、業界ごとに差があります。

Q:内定を辞退するのは悪いこと?

A:法律的にも問題はなく、企業もある程度想定しています。むしろ曖昧に返事を引き延ばす方が迷惑になるので、辞退すると決めたら早めに伝える方が誠実です。

まとめ

就活は「3年から一気に始まるイベント」ではなく、1・2年のうちから少しずつ準備を積み重ねていくものです。自己分析や情報収集を早めに始めるだけで、3年以降の行動がぐっと楽になります。

就活の流れは年ごとに少しずつ変わりますが、「自分を知る」「社会を知る」「行動する」という3つの軸は変わりません。この記事で全体像をつかんだら、自分のペースに合わせて一歩ずつ動き出してみてくださいね!

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