高学歴学生って、何が違うの?
学生インターンサービスSTURENTの事業他チームでは、日々地方中小企業の経営者の方と話す機会がありますが、たまに聞かれることがあります。
「高学歴って、結局何が違うの?」と。
たしかに、学歴だけで人を判断する時代ではない。
ですが、高学歴学生ならではの“見えにくい力”があるのも事実です。
1.「地頭がいい」って、実は“問題の切り分け”がうまい
たとえば何か課題が起きたとき。
高学歴の学生は、いきなり「こうすればいいんじゃないですか?」とは言いません。
代わりに、
「そもそもこの問題って“何の問題”なんでしょう?」
「顧客側の課題ですか?社内のオペレーションですか?」
と、因数分解するように物事を整理します。
これができる学生は、正解を出すより先に“正しい問い”を立てようとするんです。
2.議論や対話に慣れている
「会議で発言しない新人が多い」と感じたことはありませんか?
高学歴学生は、多くがディスカッションやグループワークに慣れているため
- 前提を確認する
- 他人の意見を咀嚼する
- 立場が違っても対話する
という習慣がついています。
中小企業が悩みがちな「若手が発言しない文化」にも、風穴をあけてくれるかもしれません。
3.「抽象⇄具体」の往復が得意
経営者の言う「今後、どう差別化していくかを考えたい」
このような抽象的な問いに対し、
高学歴学生は「じゃあ競合と何が違うか、図で比較してみましょう」など、具体に落とす力があります。
逆に、細かい数字の羅列を見せても「これって何を意味してるんですか?」と抽象化して整理してくれたりもします。
これは、戦略立案にも現場改善にも活きる思考の筋力です。
4.ただし、“優秀=即戦力”ではありません
もちろん、彼らも学生です。
業界理解やビジネスマナー、現場感覚は、まだ未熟です。
でもだからこそ、
一緒に考え、育て、変えていく関係性が築ける企業こそが、
次世代に選ばれる企業になるのではないでしょうか。
まとめ
高学歴学生の魅力は、「知識」や「学歴そのもの」ではなく
- 考える力
- 対話する力
- 構造を見抜く力
といった“伸びしろ”にこそあります。
「即戦力ではなく、未来の右腕」として向き合っていただけたら、
私たちのマッチングがきっと企業の価値を広げてくれると信じています。
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