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“やりたいことがわからない大学生”が、最初にやるべきたった1つのこと

「やりたいこと、何?」

面接でも、サークルの先輩との会話でも、たまに会う親戚にも聞かれるこの質問。
でも正直、「そんな簡単に見つかるわけない」と思っていませんか?

それは当然です。人生をかけて成し遂げたいこと、叶えたい夢が20歳そこらで確立できている人の方が珍しいです。
ほとんどの大学生は、やりたいことが見つからないまま、なんとなく単位を取り、なんとなく周りと同じように就活を始めていきます。

今回は、そんな「夢がない」「将来やりたいことがわからない」大学生に向けて、最初の一歩としてやってみてほしい「たった1つのこと」をお伝えします。

目次

「やりたいことがない」状態に焦る気持ちは、誰にでもある

  • このまま大学生活を過ごしていていいのかな
  • 自分だけが取り残されている気がする
  • とりあえず自己分析を始めたけど、よくわからない

こんなふうに悩んでいる人も多いでしょう。
「夢がない自分はダメだ」と思ってしまう人もいるかもしれません。

でも、やりたいことが見つからないこと自体はまったく悪いことではありません。
問題は、「見つかっていないから」といって、行動しないことです。

やるべきこと:「なんとなく話したい人に会いに行く」

それは、“なんとなく気になる人に会いに行くこと”です。

やりたいことがない大学生が、最初にやるべき「たった1つのこと」。
でも、「やりたいこと」は本やネットから生まれることはあまりありません。

「考える」だけでは答えは出ない

人間の思考には限界があります。
特に、「やりたいことがない」と悩んでいる状態というのは、すでに一人でたくさん考えた結果、煮詰まっていることが多いです。

実際、「やりたいことがわからない」で検索している人は、月に200人以上います。
検索するという行動を起こす時点で、あなたはすでに真剣に悩んでいて、行動のきっかけを探している状態です。
その時点で、「考えるフェーズ」は終わっていると思っていい。

次にやるべきは、「行動のフェーズ」に移ること
その具体的なアクションとして、「人に会いに行く」が一番効果的なのです

どんな人に会えばいいのか?

「人に会えって言われても、誰に?」

そんな声が聞こえてきそうです。
でも、そんなに難しく考える必要はありません。

  • 自分よりちょっとだけ先を行っている大学の先輩
  • 同じインターンに参加していた知りたい
  • MACHERなどのサイトで見つけたOBOG
  • 家族や親戚の知り合いなど、普段接点のない大人
  • 周りの優秀そうなインターン経験者
  • SNSで見かけた起業家

誰だっていいのですが、なるべくたくさんの人と話してみましょう。
一人一人言うことは違いますが、その中で何か自分の心を動かす一言があったり、喋っているうちに自分の中で整理されたりするものです。

ひとつ気をつけなくてはいけないのは、「否定しそうとわかっている人には相談しない」ということです。
あなたの言うことを否定したり、意見を押し付けてきたりする人には、その人が自分にとってどんなに大切な人であっても、夢の相談はしないでおきましょう。(例えば家族とか)

運悪くそういった人に話してしまった場合、、
「やりたいことがないのに、なんでXXしてるの?」「そんな浅い生き方してるなんて信じられない」とか、
色々言ってくる人はいます。でも、やりたいことがないことは悪いことではないし、一生懸命探そうと行動していることが素晴らしすぎるので、気にしないようにしましょう。


目的は“答えを聞く”ことではない

大事なのは、「正解を聞くため」に会うんじゃないということ。

ここで大事なのは、「正解を聞きにいく」わけではないということ。
やりたいことが決まっていない状態で、相手に「私に合っている仕事は何だと思いますか?」なんて聞いても、明確な答えは返ってきませんし、そこで何か言われたことを鵜呑みにできるわけもありません。

大事なのは、話す中で自分自身の反応を観察すること。例えば、、

  • 「この人の話、めっちゃワクワクする!!」→その領域に興味があるのかもしれない
  • 「自分も同じような悩みを持っている」→その人が悩みを解消したやり方で、今の悩みを解消できるかもしれない
  • 「うーん、ピンとこないな」→それも貴重な気づき。多分その人の領域や、生き方に共感していないのでしょう。

心のリアクションを見つけることが、やりたいことの種になります。


自分の考えを話す中で整理しながら、既に夢があろう人たちが何を考え、どういうきっかけで夢を持ったのか、
その過程を学び、自分に置き換えて何ができるか考えてみてください。

なぜ「人に会う」とやりたいことが見えてくるのか

やりたいことが見えてくる瞬間というのは、多くの場合、

  • 誰かの言葉に感動したとき
  • 自分も何かしたいと思ったとき
  • 誰かと比べて焦りを感じたとき
  • その人の人生を羨ましいと思ったとき

──つまり、誰かの生き方や価値観に触れたときです。

行動しなければ、出会いもなければ、感情の動きもありません。
外の世界と自分をぶつけることで、自分の輪郭が初めて見えてくるのです。


会いに行くのが怖いときは?

「周りの人に将来の話を相談なんて、恥ずかしくてしづらいな」
「知らない人に会いに行くの、ハードル高い…」

そう感じる人もいると思います。
そんな時は、まずは“発信を読むこと”から始めてみましょう。

  • note
  • X(旧Twitter)
  • YouTube
  • Podcast

特におすすめなのは、フォロワー1万人以下の発信者
この規模の人たちは等身大で、リアルな葛藤や挑戦を発信していることが多いです。
読むだけでも刺激になるし、コメントしてみるだけでも「つながる」第一歩になります。

何より、他者の発信や考えを見て、自分がどう感じるのか?この時の心の動きがとても大切です。

そして、慣れてきたらDMを送ってみてもいい。
「お話聞いてみたいです!」という一言で、意外と快く応じてくれる人は多いものです

やりたいことは「見つける」のではなく「育てていく」

やりたいことって、最初から完璧な形で見つかるわけではありません。
ある日突然、「私はこれがやりたい!」と急にやりたいことが降りてくるわけでもありません。

ほとんどの場合、「ちょっと面白そう」「これ気になるかも」くらいの小さな種から始まります。

そして、その種を少しずつ育っていきます。

  • 気になる人と話して、自分の考えを整理する
  • 旅にでて、色々な人と出会ってみる
  • 新しいチャレンジをしてみる
  • 気になるイベントに出てみる
  • 興味ある分野で短期インターンをしてみる

そうやって少しずつ、輪郭がはっきりしてくるものです。そしてそれは、動いた人にしか得られないものです。

だからこそ、「わからないから動かない」ではなく、「わからないから動いてみる」ことが、未来を開くカギになるのです。


「わからないから動く」が正解

やりたいことがわからないなら、まず動いてみる。
ピンと来る人に会ってみる。
心の反応をキャッチする。

それが、将来を決めるかもしれない出会いや、選択肢の広がりにつながっていきます。


まとめ

  • 「やりたいことがない」はごく普通の状態
  • 自分で考えるより、人に会って“反応”を見る方が早い
  • 否定されそうな人には相談しない
  • まずは興味ある発信を“読む”だけでもOK
  • やりたいことは“出会い”と“行動”の中で生まれる

あなたの心が少しでも動いたなら、まず一歩。
なんとなく気になる人に、話を聞きに行ってみませんか?

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