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インターンシップに落ちたら本選考への影響は?原因と対策と、落ちてしまう確率等を徹底解説!

大学生

インターンに落ちてしまった…もうこの企業には応募できないのかな。
そして自分って、落とされてしまうようなダメな人間なのかな…

就活において大学生の皆さんが頑張って参加するインターン。しかし、インターンに参加するための選考で落とされてしまう人は少なくありません。

自己肯定感が下がったり、本選考への影響が気になったりする人も実際多いです。
この記事ではインターンの専門家のSTURENT事務局が、インターンに落ちてしまった場合のその後の影響や、原因や対策等を徹底解説します!

目次

インターンシップに落ちることって、普通なの?

インターンシップに落ちると、「自分はダメなんじゃないか」「就活も上手くいかないのでは」と落ち込んでしまう人は多いです。
でも、実際のところインターンは“通過率が低い選考のひとつ”であり、落ちること自体は決して珍しいことではありません。
むしろ、インターン選考で落ちてしまっても、経験を積みながら次につなげる人の方が、最終的には本選考で成功しやすい傾向にあります。


落ちても問題ない。落ちたけど内定することもある。

まず大前提として、「インターンに落ちた=就活が終わり」ではありません。
インターンの合否は、あくまで企業が「今の段階で求めるスキル・マインドに合うかどうか」を見ているだけ。
たまたまマッチしなかっただけで、あなたの能力が低いという意味ではないのです。

また、インターン選考での経験がそのまま“面接慣れ”や“自己分析のきっかけ”につながることもあります。
本選考では、インターンに落ちた人が逆に内定を勝ち取るケースも多くあります。

先輩内定者の声_インターンシップで落ちたけど、本選考で受かった_S.Yさん(東京大学)

サマーインターンで、まだ就活初めだった私は面接慣れしておらず、面接で落ちてしまった企業がいくつもありました。
ただその後、ガクチカを育てたり、面接を何回も経験したりすることにより、就活レベルをアップ。
その結果、インターンで落ちてしまった企業だけれど、本選考で受かった企業がいくつかありました。
だから、インターンで落ちても諦めなくてもいいと思う!


受かる確率の方が低い

実は、人気企業のインターンシップは「倍率30倍〜100倍」なんてことも珍しくありません。
大手企業ではエントリー数が数千を超える場合もあり、合格する方がむしろレアケースです。

そして、インターンには早期であればあるほど、比較的やる気のある学生が参加するため、
比較対象の人間が相対的に優秀である可能性が高いんです。
そのため一層、競争率が上がります。

つまり、落ちることが「普通」であり、受かる方が「例外的」。
それほど狭き門だからこそ、受からなかったからといって気に病む必要はありません。
次のチャンスのために「自己PRの内容をブラッシュアップする」「志望動機を具体的にする」といった改善を重ねることが大切です。

留学してましたとか、XXのビジコンで優勝しました、とか、〇〇のNPOを立ち上げましたとか、強いエピソード持っている人と戦うことも…
インターンは、ライバルのレベルが高い!!


落ちる確率はどのくらい?

業界や企業によって異なりますが、一般的なインターンシップの合格率は10〜20%程度といわれています。
特に、総合商社・コンサル・外資系などの人気業界は、5%以下になることも。
一方で、中小企業やベンチャー企業のインターンは比較的倍率が低く、合格しやすい傾向にあります。

つまり、特に有名企業を志している場合、「インターンに落ちる確率が高い」のは、あなたのせいではなく“構造的にそういうもの”なのです。
大事なのは、「どのインターンに落ちたか」よりも、「その経験から何を学んで次にどう活かすか」。
落ちる経験を成長のきっかけにできる人こそ、最終的に就活で結果を出せます。

インターンシップに落ちてしまった時の気持ちの切り替え方

構造的に選考突破するのが難しいとはいえ、インターンシップに落ちると、どうしても落ち込んでしまいますよね。
でも大切なのは、「落ちた理由」を無理に探すことよりも、気持ちを整えて次に進むこと。
就活の本番はこれからです。焦らず、自分のペースでリスタートしていきましょう。


ショックを和らげるため、のんびりと過ごす

まずは一度、心を休めましょう。選考に落ちてしまうとショックを受けてしまうのは当然のことです。
悔しい気持ちや不安を無理に抑えようとせず、「ちょっと頑張ったな」と自分をねぎらうことが大切です。
カフェに行く、映画を見る、友達と話す──そうした小さなリセットが、次の行動につながります。

「立ち止まる時間=無駄な時間」ではありません。
頭をリセットすることで、冷静に次の戦略を立てられるようになります。


インターン選考が全てではないことを理解する

インターンに落ちても、それで将来が決まるわけではありません。
本選考からの逆転は十分可能ですし、むしろインターンに行かずに内定を得る人もたくさんいます。

インターンはあくまで「企業を知るための手段のひとつ」。
落ちたとしても、それは“その企業とのタイミングが合わなかった”だけ。
就活には、他にもさまざまなルートがあります。


経験が詰めたと考える

選考に落ちることも、貴重な経験です。
エントリーシートの書き方、面接での受け答え、業界研究など──すべてが今後の糧になります。

「落ちた」という結果よりも、「そこまで挑戦した自分」をちゃんと認めてください。
行動した分だけ、次は確実に成長しています。実際、インターン選考自体受けない人もいる中、あなたは行動したんです。
一度落ちた経験が、次の合格の原動力になることはよくあります。


自身を見直すきっかけにする

落ちたことで「自分には何もない」と思ってしまう人もいますが、実はここがチャンスです。
自身を“つくり直す”タイミングとして、これほど良い機会はありません。

たとえば、自分の強みを書き出してみる。
他人から「あなたのいいところ」を聞いてみる。
自分を客観的に見つめ直すことで、意外な魅力や可能性に気づくこともあります。

自信は“結果”ではなく“積み重ね”から生まれます。
今の悔しさも、次のステップへの材料にしましょう。


他の挑戦をしてみる

もし気持ちが落ち着いてきたら、他のインターンやイベント、ボランティアなどにも挑戦してみましょう。
新しい環境での経験は、視野を広げるきっかけになりますし、「自分の得意な分野」も見えやすくなります。

行動することで、自信が自然と戻ってくるはずです。
次の挑戦が、結果的に最初に落ちた経験をポジティブに変えてくれます。

その後の影響について

「インターンに落ちたら、本選考でも落ちるのでは?」
そんな不安を感じる人は多いでしょう。
でも実際には、インターンの合否が本選考に大きく影響するケースはほとんどありません
むしろ、インターンを通じて得た経験や学びが、次の選考でプラスに働くことが多いのです。


その後はほとんど影響のない場合が多い

多くの企業では、インターン選考と本選考は基本的に別ルートです。
インターンに落ちても、その情報が本選考に引き継がれないケースがほとんど。

企業側も「学生は成長する」という前提で見ています。
たとえば夏インターンで落ちたとしても、その後の本選考で受かる学生は珍しくありません。
むしろ、落ちた経験を踏まえて自己分析を深めた人ほど、本選考で輝きます。


一部の企業では選考NGになることも

ただし、一部の企業では「インターン選考=本選考の事前審査」として扱う場合があります。
特に外資系コンサル・投資銀行・メガベンチャーなどはその傾向が強く、
「サマーインターンで落ちた学生は本選考対象外」となるケースもあります。

とはいえ、そうした企業は全体の中では少数派。
企業によって方針が異なるため、志望企業がそのタイプに当てはまるかどうかを事前に調べておくと安心です。


逆にインターン合格が本選考に影響することも

インターンに参加した学生の中には、「優遇ルート(早期選考)」に招待される人もいます。
これは“合格者特典”のようなもので、
「本選考での1次免除」「リクルーター面談付き」など、選考がスムーズになるケースです。

つまり、インターン選考が“本選考の全てではない”一方、
“インターン合格で本選考も有利になることがある”ということ。
受かっても落ちても、その後の選考のためにできることがたくさんあります。

実は、選考に受かった場合の方が、逆に注意が必要なんです。
インターンでの活躍を見られて、本選考に通すかどうかを決定される可能性もあるからです。

ES/面接で落とされた場合は、まだ本人の全貌をみることはないのでチャンスがありますが、
インターンでがっつり働きっぷりや人柄を見られる場合は、かなり深いレベルで学生の優秀さを判断することができます。
そこで「あまり優秀そうでない」と判断された場合、本選考でESを出しても通らないこともあります。
そのため、受かった場合はインターンでの働きっぷり=選考につながる可能性があるとし、一層気を引き締めていきましょう。


企業によって扱いが違うことを知っておこう

インターンの位置づけは、企業によって本当にバラバラです。
たとえば──

  • 体験型(例:メーカー・地方企業):選考要素ほぼなし。
  • 実践型(例:ベンチャー・外資):実力・適性を重視。
  • 採用直結型(例:外コン・金融):実質的に本選考の一部。

この違いを理解しておくだけで、無駄に落ち込まずにすみます。
「どのタイプのインターンだったか?」を整理しておくと、次の戦略が立てやすくなります。

インターンに落ちる原因と対策

「なぜ落ちたのか分からない…」という人も多いでしょう。
でも、インターンに落ちる理由にはいくつか“共通点”があります。
原因を知って改善することで、次のチャンスで結果を出す確率は大きく上がります。


書類が伝わりにくい(エントリーシートの質)

多くの学生が「自分ではしっかり書いたつもり」でも、企業から見ると内容が伝わっていないケースがあります。
特に、“なぜその企業なのか”“自分の強みがどう活きるのか”がぼんやりしていると印象が弱くなります。

対策:
・過去の経験を「課題→行動→結果」で整理する
・他人に読んでもらい、伝わるか確認する
・企業研究をもとに「なぜこの会社でなければならないか」を明確にする


会話力・人柄がうまく伝わっていない(コミュニケーション)

インターンの面接では、完璧な回答よりも「一緒に働けそうか」が重視されます。
緊張して表情が固くなったり、会話が一方通行になったりすると、印象がマイナスに働くことも。

対策:
・普段の会話から“相手に伝わる話し方”を意識する
・質問には短く→具体例→締めの一言、というリズムを意識
・面接練習を通して「自然な話し方」を身につける


経験エピソードが平凡すぎる(ガクチカが埋もれる)

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)が他の応募者と似ていると、印象が薄くなりがちです。
内容よりも、「どう考えて、どんな工夫をしたのか」に個性が出ます。

対策:
・結果よりも「過程」を丁寧に描く
・自分らしさが出るエピソードを選ぶ
・数字や成果を使って“信ぴょう性”を高める

長期インターンでのビジネス経験は、ガクチカでもっとも評価されやすいネタのひとつです。
STURENTでは優秀層の学生さん向けに多様なインターンを募集中!

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企業が求める人物像とのミスマッチ

どんなに優秀でも、企業が求めているタイプと合わなければ選ばれません。
たとえば、ベンチャーは挑戦意欲を、大手は協調性を重視する傾向があります。

対策:
・企業の採用サイト・社員インタビューをチェック
・求める人物像を自分の言葉で要約してみる
・「自分はこのタイプに近い」と面接で言語化する


志望動機があいまい・浅い

「御社の理念に共感しました」だけでは弱いです。
企業側は、“なぜ他社ではなくうちなのか”“何を学びたいのか”を知りたいと思っています。

対策:
・「なぜこの業界なのか」→「なぜこの会社なのか」→「なぜ今なのか」の順で整理
・企業HPやニュース記事から具体的な事例を引用する
・自分の過去の経験とリンクさせる


身だしなみ・マナーが印象を左右する

第一印象は想像以上に大きいです。人は7割以上の情報を、見た目から得ているとも言いますよね。
服装・姿勢・言葉遣いなどが雑だと、それだけで評価が下がる可能性も。

対策:
・面接では清潔感を意識
・オンライン面接では照明・背景・声のトーンもチェック
・お礼メールや連絡の文面も丁寧に


面接で質問しない(逆質問の不足)

「何か質問はありますか?」と聞かれて「特にありません」で終えるのはもったいないです。
逆質問は、“本気度”や“興味の深さ”を伝えるチャンス。

対策:
・企業理解を深める質問を準備しておく(例:「入社後、学生との違いを感じた点は?」)
・事前に社員の声や事業ニュースを調べて質問のきっかけにする


有名企業ばかり狙いすぎている

倍率が高い企業ばかり受けていると、落ちる確率も当然高くなります。
知名度だけで選ぶと、あなたの得意分野に合う企業を見逃してしまうことも。

対策:
・中小企業やベンチャーも候補に入れる
・「業界」ではなく「仕事内容」で選ぶ
・視野を広げることで“意外な出会い”が生まれる


自己分析が浅いまま受けている

意外と多いのが、「自分の軸」が定まらないまま応募しているケース。
何をしたいかが曖昧だと、企業への熱意や一貫性が伝わりません。

対策:
・「どんなときにやりがいを感じたか」を3つ挙げる
・自分の価値観を一言でまとめてみる
・過去→現在→未来のストーリーで語れるようにする


準備不足・リサーチ不足

企業研究が浅いと、「うちに来たい理由」が薄くなりがちです。
インターンは短期でも採用目的が含まれていることが多く、“調べている学生”が強いです。

対策:
・企業HP、社員インタビュー、SNSをチェック
・競合企業との違いを自分の言葉で説明できるようにする
・過去のインターン体験談も参考にする

まとめ

インターンシップに落ちたとしても、それで就活が終わるわけではありません。
むしろ、落ちた経験から「自分に足りなかった部分」や「次に伸ばすべきポイント」を見つけた人ほど、本選考で結果を出しています。

インターンはあくまで“就活の通過点”。
落ちたことに落ち込みすぎず、気持ちを切り替えて次のステップに進むことが大切です。

もう一度、この記事のポイントを振り返りましょう。

  • インターンに落ちても、その後の就活に大きな影響はほとんどない
  • 原因を分析し、エントリーシートや面接の改善につなげよう
  • 「なぜその企業か」「自分は何をしたいのか」を明確にする
  • 一度落ちた経験も、自己分析や成長のきっかけになる

落ちたことを“失敗”と捉えるか、“学び”と捉えるかで、その後の未来は大きく変わります。
挑戦を続ける人こそ、最終的にチャンスをつかめる人です。

インターンに落ちた経験は、あなたの価値を下げるものではなく、
「次はもっと成長した自分で挑戦できる」ためのスタートラインです!!

インターン選考に落ちてしまったことで、少し就活に対し自信がなくなってしまった学生さんには、
こちらの就活スケジュールとらの巻記事で、全体を見通すこともおすすめです!

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