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【体験談】大学生のうちにやっておけばよかったこと。東大卒にインタビュー!悔いのない学生生活を送るために。

こんにちは!優秀層向けインターンシップサービス「STURENT」運営事務局です。
今回は、「大学生活の過ごし方をとても後悔している」「大学生のうちにやっておけばよかったことがある」という経験を持つ東大卒の先輩の経験談をご紹介します。
なぜ大学時代について後悔しているのか、 「大学生のうちにやっておけばよかったこと」とは何か?をこの記事から学び取っていただけると幸いです。

今回お話いたただく方のプロフィールはこちらです↓

先輩社会人:Kさん
卒業大学:東京大学
ファーストキャリア:大手通信企業

目次

どんな学生生活を送っていたの?

STURENT事務局

まず、どんな学生生活を送っていたか教えていただけますか?

先輩社会人

はい。もはや学生生活と言えるものでもなく…
僕は本当にずっと家にいました。
部活とかサークルとかにはちゃんと所属せず、不真面目に授業を受けて、バイトをして、友達と遊んで…という生活をしていました。

STURENT事務局

部活・サークルに入らないのは珍しいですね!学部は理系ですか?

先輩社会人

いえ、完全に文系です。研究とかで忙しかったわけでは全くなく。
僕の学部では3年生から任意でゼミにはいることになるのですが、3年時にはゼミにはいらず、4年の時に流石に何もしていないのはまずいと思い、ゼミに所属しました。

STURENT事務局

おおお、ゆっくり学生時代を過ごしたタイプですね!

先輩社会人

はい笑、ここからもうわかるように、本当に大学時代なにもしなかったんです。
恥ずかしながら大変後悔をしています。
後悔の種類も複数あるので、ジャンルごとにお話しますね。

STURENT事務局

ありがとうございます!

部活動・サークルを本気でやっておけばよかった

先輩社会人

まず一つ目の後悔が、部活動やサークルでちゃんと活動しなかったことです。
一応、参加していたサークルはあったのですが、ほとんどいかずでした。

STURENT事務局

幽霊部員ってやつですね

先輩社会人

はい。本当にたまに予定が合う時だけ参加したんですが、
参加頻度低いともちろん仲良くなりづらいので、
そのサークルで人脈を広げることはできなかったです。

STURENT事務局

お友達はいたんですか?

先輩社会人

そうですね、東大は語学でクラスがわかれるので、その時にできた友達はいます。
一応、結婚式に呼ばれるくらいの仲ではありますね。

STURENT事務局

完全孤独じゃなくてよかった!!

先輩社会人

でも、本当にその数人くらいとしか仲良くなれずで。
もっとたくさん、優秀な学生がいたなかで、自分の世界があまり広がらなかったことを、今になって後悔しているんです。

STURENT事務局

社会に出てから、人の質みたいなところで違いを感じたというところですかね?

先輩社会人

まさにその通りです。
やっぱり就職すると、周りの人たちは東大じゃないわけで。
で、そこでやっぱり東大生の人柄の良さとか、頭の良さとかの
違いをひしひしと感じてしまって。
なんていい人たちに囲まれていたんだろう、もっとそういった人たちと繋がっておけばよかったって後悔しています。

STURENT事務局

あるあるですよね。
東大生って基本的に嫌な人いないし、レベルが高いので、
その感覚が当たり前になると、社会に出てから全然違うじゃん!?ってなります。

先輩社会人

はい。そのうえ、「人と協働する経験」を積んでおいたほうがよかったと思います。
社会に出ると基本人との関わりを避けられないじゃないですか。
僕はもともとあまり人と関わることが得意じゃなくて、鍛えることもしないまま社会にでてしまいました。
そのため、いまだに人との距離の掴み方がわからないですし、
人とうまく協力しながら仕事をするのが苦手です。
飲み会とかでも浮いてしまうことがすごく多く、
仕事内でも、「なんか変なやつ」と思われていると思います涙

STURENT事務局

部活サークルに入っていれば、一定人との関わりも保たれますもんね。
言ってみれば、リスクなく人との関わりあいを学べる最後の機会が、
大学生ですよね。

先輩社会人

そうなんですよね。
地頭がよくて、高校生活を楽しみながら受験をしたタイプの東大生だったら、高校とかで既に人間関係構築力みたいなところを持っているかもしれないですが、
僕は本当に努力タイプで、みんなが遊んでいる間に勉強する人間だったので、高校卒業時点での対人スキル0、
そして大学時代にそのスキルを高める努力をできなかったんです。

STURENT事務局

それは辛い…。でも対人スキルで悩む東大生って、結構いますよね。

先輩社会人

そう思います。でもだからこそ、苦手意識を持っているなら、人とうまくやっていくスキルを自分から身につけるように意識してほしいです。
それが将来の自分を助けることにきっと繋がるので。
そしてそれは、まさに部活・サークルの経験でも得られると思うんです。

STURENT事務局

部活サークルは人と関わることで成り立つものですもんね。

先輩社会人

そうです。強制的に人と関わるからこそ、対人スキルを得られますし、
何か頑張ったという経験は絶対その後に活きます。
全力で何かに取り掛かると、自分の色々な能力を開発することができますし、やりきった経験そのものが、自分を支えてくれると思います。

勉学をもっと頑張っておけばよかった

先輩社会人

僕は勉学においても後悔しています。
東大経済学部って、すごそうに聞こえますよね?

STURENT事務局

めちゃくちゃすごそうに聞こえる!

先輩社会人

でも僕、何も覚えていないんですよ。
大学で何を習ったのか、誰にも説明することができないです。

STURENT事務局

あら…当時はどうお過ごしに?

先輩社会人

まず、授業を選ぶ基準は単位をとりやすそうなものにしていました。
授業に出席なしOK・レジュメをみてどうにかなりそうなものとかですね。
逆評定を見て授業の難易度を確かめたりとかもしてました。

僕の学生生活は半分がコロナ禍で、ほぼリモート授業だったのですが、
それは僕の堕落を加速させました…。
授業をつけるものの全然聞いておらず、サボって寝たり、YouTubeを見ていたりしました。

STURENT事務局

それはなかなかに満喫した過ごし方ですね…!

先輩社会人

当時はめんどくさいなあ、単位落として留年したくないなあという気持ちが強かったのですが、とても後悔しています。
いま、経営企画に関する部署に配属されて、
当時学んだことをまさに活かせそうな場面がでてきているんです。
ただ、僕は大学で学んだことを覚えていません。

STURENT事務局

なんと!

先輩社会人

今、大学生の時に受けていた授業のテキストを引っ張り出して読んだりしています。
ただ、ほぼ初見と同じ状態です。
これが血肉になっていたのなら、学ぶところからじゃなくて、
一定仮説を持った上で、課題をどう解決するか?という動きをとれたはずです。

STURENT事務局

確かに、日本の大学って、入ることが目的になりがちですよね…

先輩社会人

本当にそう思います。
僕は東大卒であるというバッジを手に入れるために入ったのと同じようなものです。
実際、経済に興味がすごくあるわけでもありませんでした。
でも、本当は日本一の環境で学べるという、
一生に一度の機会を得ていたんです。

僕は学生時代に、それに気づくことができませんでした。

STURENT事務局

せっかく努力して大学に入ったのに、入ったことに満足して、
あゆみを止めてしまうという声、よく聞きます…

先輩社会人

別に東大でなくても、大学に入ったら、優秀な先生方からのありがたい授業を受けられるわけです。
その機会を無駄にしてほしくないです。
その知識がすぐに役立たなくても教養になりますし、
「僕は経済学の知識を大方持っている専門家である」という状態になっていれば、
いつか必ずどこかで役に立ちます。
実際、僕も社会人三年目くらいで、学部の知識が必要になった瞬間がきました。

STURENT事務局

学んだことは、自分の拠り所になりますよね。
結局アウトプットも、どんなインプットを積んだかに依存しますしね。

先輩社会人

そうなんです。
だから、後悔したくない学生さんには、「自分が受けたい授業を取る」「授業は必ず血肉にするという気合いで勉強する」ことをお勧めします。

スキルをもっと身につけておけばよかった

先輩社会人

大学生時代に何か一つスキルを身につけたかったなとも思っています。

STURENT事務局

今はやる気さえあれば基本何でも学べちゃう時代ですもんね…!

先輩社会人

学生時代に起業する人もいるじゃないですか。
そういう人たちも、独学でプログラミング学んだり、ライティングスキルを磨いたりしてそれを仕事にしています。
学生であってもちゃんと金になるスキルを身につけられるんですよね。

STURENT事務局

そうですよね。時間はたっぷりありますしね

先輩社会人

その通りで、学生時代ってやたら時間ばっかりあると思います。
ただ、それを寝たり日銭稼ぎのアルバイトに充てることに終始してしまったりすると、もったいないなって思います

STURENT事務局

当時はずっと家にいたと伺っていますが、何をして過ごしていたんですか?

先輩社会人

ずーーっと動画を見ていました。
YouTubeで切り抜き動画とか、ゲームの実況配信とかを見ていました。
あとは家で簡単に料理してお腹を満たしたり。
たまにバイトにいってお金を稼いでましたね…。
なんか本当に動物みたいな生活です。

STURENT事務局

ちょっとくらいなら全然そういう日があってもいいと思うのですが、
それが4年間続いたら、もったいない気がしちゃいますよね!

先輩社会人

はい…。一旦このループにハマると、なかなか抜け出せなくて。
しかもコロナ禍というのもあって、家にいることが正しいみたいな風潮にしっかりとのりました笑
別に、家にいたとしても、プログラミングやったり勉強したりとかはできたはずなのに。

STURENT事務局

一回動画見出すととまらないですよね…。
しかも大学生ってそんな日々を続けても問題はないので、
なおさらループから抜け出せなくなりますよね。

先輩社会人

ある種の自制心は必要だと思います。
一回堕落すると、人間は恒常性を持つ生き物なので、
堕落し続ける状態が自分にとって正しい状態になります。
最近思っているのが、毎日少しでもいいから何か努力をすることです。

STURENT事務局

一日一殺的な?

先輩社会人

はい笑
少しでも努力すると、努力することが当たり前になってきます。
そしてだんだん努力していない状態が気持ち悪くなってきます。
(受験とかもそうでしたよね?)
そういう状態になれば、自然とスキル身につけようという行動をとれるようになっていくかと。

STURENT事務局

まずが5分でいいので机に向かってみる、ということですね!

先輩社会人

やる気って出すものじゃなくて、やっているうちに出てくるものなので、
まずは座るだけでいいから、机に向かって、ペンを持ってみる。
本を1ページだけ読んでみる、とかするといいと思います。
1ページだけと言いつつ、結局20 ページくらい読んじゃうので。

STURENT事務局

そういうことですね!
努力しなくちゃ、って思わなくて良くて、
ちょっとやってみようかな、と思うことが大切ですね。

先輩社会人

はい。そのうち、これ面白いなというものが見つかったり、やっているうちに面白くなってくるので、それを極めてほしいです。
何かを極めたり、熱中したりすると、それが自分の核になります。
その核が、自分の方向性を教えてくれたり、自己肯定感を高めてくれたりするものだと思います。

特に高学歴の方だと、受験がそれにあたっていたのではないかなって思います。
自分は勉強ができる、そして東大に入れるほどの実力があるっていうのが、アイデンティティになっていると思います。
大学止まりにせず、大学に入ってからそのアイデンティティをもっと増やしていってもらいたいです。

就活をもっと真剣にやっておけばよかった

先輩社会人

就職って人生を大きく左右する選択だと思うんですが、僕はここでも後悔しています。

STURENT事務局

お!過去にも、就活大失敗で後悔している方のインタビューをしましたが…!

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先輩社会人

僕もこの記事読みました。
彼女の後悔と僕の後悔は似ていると思います。
就活の軸が自分の中になくて、周りに流されて就活しちゃったことを、
僕はとても後悔しています。

STURENT事務局

どんなことがあったのですか!?

先輩社会人

就職偏差値を見て就職先を決めてしまいました。
よくランキングとかまとめられてるじゃないですか。
あれを見ながら、なんとなく興味がありそうなところに応募しました。

STURENT事務局

まあ、なかなか軸といっても決めづらいですものね…

先輩社会人

そうですね。ただ、何に興味があるかとか、この仕事は嫌だとか、もっと考えることはできたと思うんです。
僕はそこさえも他人に委ねてしまいました。

STURENT事務局

それでうまく就活できたんですか?

先輩社会人

いや、全然「すごい!」という就活先ではないです。
ただ腐っても東大ですので、一応みんなが聞いたことある企業には就職できました。
そこは東大大好きなので、相当変なことしなければ落ちないという感じでしたね。

STURENT事務局

実際、そこで働いていかがですか?

先輩社会人

やっぱりやりがいはないですね。数ある就職先から、なんでここを選んだんだろうって思ってしまいます。
やる気も当然低いので、評価もあまりよくないですし。
ただ、今時点でも何をしたいのかが明確ではないうえ、給料は悪くないのでしばらくはここにいるつもりですが…。

STURENT事務局

本当に、生きるために働くという感じですよね。
それが悪いわけでは全くないですが!

先輩社会人

学生さんには、就活の選択を、他人に委ねないようにして欲しいです。
偏差値が高いから、有名だから、親に勧められたから…そんなことはなんの理由にもなりません。
就職先を決めることが、この先の人生にどんな影響を与えるか考えてほしいです。

STURENT事務局

そうですね…転職が盛んになったとはいえ、ファーストキャリアの影響って小さくはないですよね。

先輩社会人

転職は確かに前よりしやすくなっていると思いますが、4,50年のキャリアの中で、サラリーマンとして生きるのなら、転職だって何回もできるわけでもないのではとも思っています。
新卒採用からの終身雇用文化が強い日本において、若手のうちに2回も3回も転職するのも難しいですし、合わなかったからやめて次に行こう、というのも何回もできるわけではまだないかと。

STURENT事務局

これは確かにそうですよね。
転職回数も、生涯通しても5回以上だと多いという印象を受けますもんね

先輩社会人

はい。なので何回でもチャンスがあると思い過ぎない方がいいと思います。
学生時代は自分のために考える時間をたっぷり使える最後のチャンスです。
自分の将来、何をしたいのか?何が目的なのか?何が好きなのか?嫌いなのか?しっかり考えて就職先を決めてほしいです。
でないとこの先50年くらい、意味のない人生を送ることになります。

STURENT事務局

これは後悔しているからこその言葉ですね…!

これやっておけばよかった…と後悔しないために。学生さんへのアドバイス

STURENT事務局

振り返ると、大学生のうちにやっておけばよかったことは「挑戦しなかったこと」に集まっているように感じられますね。
どの体験談も「やっておけばよかった」という後悔の裏返しであり、今の大学生にとっては大きなヒントです。
最後に、学生さんへのアドバイスをおねがいします!

先輩社会人

大学四年間、遊んだり眠ったりするだけに費やさないでください。
消費活動だけをしていると、いつまでたっても消費する側にしかいれません。
むしろ「創る側」になるような行動をしてください。
それは簡単なことでもいいです。部活に入ってちょっと上のポジションをやるとか、自分で小さくフリーランス的に活動するとか、自分史を作ってみるとか、興味ある学問分野に打ち込んでみたりとか…。
本当になんでもいいので、動いてみてください。

4年間はあっという間に過ぎます。
何もしない4年間にするのはあまりにもったいないです。
特にあなたが受験勉強を頑張ってはいった大学ならなおさらです。
少しでも、「意味のあった4年間だった」と思えるように行動してください。
ダラダラ何もせず過ごしたら必ず後悔します。必ずです。
だから、腰が重くても何かに励んでください。トライしつづけてください。応援しています。

STURENT事務局

熱のこもったメッセージ、ありがとうございます!

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